結婚式会場を選ぶ時に活用できるのがブライダルフェア。平日・土日祝問わずほとんど毎日開催している結婚式場が多いです。結婚式場を選ぶ時に考慮すべきポイントをすべて一度にチェックできることから会場選びの手段として定番となっています。ここでは、ブライダルフェアを完全攻略するために必要な会場全体のチェックポイントをまとめて紹介します。今すぐチェック!
会場全体のチェックポイント
最寄り駅からのアクセス
何よりも大事なのが最寄り駅からのアクセスです。結婚式は老若男女問わず様々な年代の方が参加する特殊なイベントといっても過言ではありません。招待するゲストの中には、荷物が多い可能性が高い遠方から来るゲストや祖父祖母など長距離歩くと負担がかかるゲストもいるはずです。最寄り駅からのアクセスが近かったりターミナル駅近くだったり空港からのアクセスが良かったり、結婚式場へのアクセスはもっともチェックしたいポイントと言えます。立地が良い式場ほど価格は高くなりますが、ゲストの満足度が飛躍的に高まる傾向にあります。20分遠い駅だけど駅から会場まで駅直結になっているので雨でも関係ない場所と、ターミナルステーションから2駅だけど会場まで徒歩10分かかる場所であれば、前者の会場のほうが喜ばれる可能性が高いです。
駐車場から会場までの距離
駐車場台数は公式サイトなどでも確認できますが、駐車場から会場までの距離は実際に歩いて体感しないと感覚が分かりづらい部分があります。実際のゲストの気持ちになって駐車場から会場まで歩くようにしましょう。オーダーメイド結婚式を挙げるならブライダルフェアでチェックという記事でも紹介していますが、レストラン会場だと駐車場がないケースが多いです。レストランウェディングを検討しているカップルは駐車場の有無も確認しましょう。
宿泊施設の手配が可能か
お世話になった大切な方は全国津々浦々から参加します。彼氏の実家が福岡で彼女の実家が東京、彼女の実家周辺で挙式を挙げることになったら、彼氏側の両親や友人などに宿泊施設の手配が必要となってきます。ホテルウェディングの場合はそこのホテルで宿泊してもらえますが、ゲストハウスやレストランでの結婚式では宿泊施設が併設していない場合があります。その際に提携の宿泊施設があるかどうか、シングル・ファミリー用の部屋の価格帯を調べおきましょう。
内装と外装
会場の内装や外装も大きなチェックポイントです。一見キレイに見える専門式場でも様々な部分を補修しています。また、歴史と伝統がある式場だったら最新の設備が導入されていなく結婚式の表現に制限が出てくる可能性もあります。基本的に比較的新しい結婚式場でなければサイトで見た写真とイメージが異なったり内装外装のキレイさが異なる場合があります。当日のコーディネートによっても変わりますが、模擬挙式や模擬披露宴ができるブライダルフェアに参加して挙式会場や披露宴会場の内装・外装の雰囲気を確認しましょう。何回も式場を訪れていると慣れてしまって当たり前の光景になってしまいやすいですが、最初に感じたインスピレーションを大事するのもいいと思います。気になる点は写真に残しておくとベストでしょう。
挙式と披露宴をセットにする場合は待合スペースも確認
挙式と披露宴をセットにする場合は様々な制約から待合スペースで披露宴の準備を待つことになります。この記事を見ている方だったら何回も経験したことがあると思いますが、あの時間は意外と長くなりがちで暇になったり退屈になりやすいので非常に大切です。しっかりとチェックしておきましょう。特に親族の控室、更衣室、レストスペースを入念にチェックしておきましょう。授乳室や託児施設の有無なども確認しておきましょう。ないと困るものがないとゲストの満足度を下げる要因のひとつになります。
持ち込み費用がかかるか?
専門式場などは持ち込み費用がかかるケースもあります。ウェディングドレスの持ち込みが可能か、持ち込み費用がかかるかは必ず聞いておいたほうが良いでしょう。もし、レンタルドレスしかNGな場合はその分の費用が加算されるため50万円ほど高くなることも。持ち込み可否や費用について事前に確認しておくと見積りの段階で思わぬ出費の増加につながるケースが考えられます。
スタッフの対応
ゲストと触れ合うスタッフの対応も重要です。荷物を預けるとき、挙式場や披露宴会場へ案内するとき、料理を配膳するときなどでスタッフがゲストと触れ合う機会があります。無料試食会があるブライダルフェアだったら料理配膳スタッフの対応などをチェックしておきましょう。当日のスタッフは違う可能性が高いですが、結婚式場の配膳スタッフの対応は標準化されているのでしっかりとチェックするようにしましょう。またブライダルフェアに参加すれば1カップルにつき専任のスタッフが1人つくのはもちろんですが、受付から案内するスタッフや飲み物を出すスタッフなど様々な場面で式場スタッフを見ることができます。その際の対応も注意深く見ておくとよいでしょう。
続いて、模擬挙式でチェックするべきポイントを確認していきましょう。
模擬挙式のチェックポイント
ブライダルフェアで模擬挙式に参加したときに確認しておくべき4つのポイントを紹介します。
会場の収容人数
おおまかな招待人数を把握した上で、挙式を挙げる会場の収容人数をチェックしておきましょう。挙式場によっては30人以下の場合や100人まで収容可能場合があり収容人数は様々です。本当に気に入った挙式場でも人数が入り切らなかったら招待人数を減らすか別の挙式場を選ぶことになります。だいたいでいいのでどれくらいの人数を収容できるのか把握しておくと式場選びに役に立ちますよ。
挙式の流れ
挙式は何回も体験するものではありません。さらにほとんどのカップルが初心者というおまけ付きです。友人や家族などの結婚式に参加したことがある方は大体の流れを知っていると思いますが、参列者側と主役では全く異なります。挙式前の段取りや全体の流れの確認と大まかにかかる時間をしっかりと測っておきましょう。実際にゲストで参加している気持ちになってプログラムや盛り上がりポイントなどを確認しましょう。
バージンロードの確認
バージンロードは花嫁にとってかなり大切で神聖な場所です。バージンロードの長さや横幅などをしっかりと確認しておきましょう。模擬挙式であれば本番さながらの音響と演出の中で彼と一緒にバージンロードを歩くこともできます。本番を想像して歩いてみるとイメージが付きやすくバージンロードの長さや横幅を確認することができますよ。
挙式スタイルを確認する
専門式場やホテルウェディングでよくあるチャペルなどの挙式でなく、神社や神殿で挙式を挙げる「神前式」などのブライダルスタイルも増えてきました。また、特定の宗教関係なく親しい友人、家族などを立会人として永遠の愛を誓う「人前式」などで挙式を挙げるスタイルも増えてきました。自身が参加する挙式スタイルを確認しておきましょう。
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続いて、模擬披露宴で確認すべきポイントをチェックしていきましょう。
模擬披露宴で確認すべき5つのポイント
ブライダルフェアでは模擬挙式、模擬披露宴、無料試食会、ドレスの試着会など様々な体験ができます。その中でも模擬披露宴は、実際の披露宴の演出や映像、ゲストから見た景色や新郎新婦から見える景色、会場の大きさなどチェックしておいたほうが良い部分は多いです。ここではブライダルフェアの模擬披露宴で最低でも確認して欲しい基本の5つを紹介します。
披露宴会場の雰囲気
ブライダルフェアだったら新郎新婦側の席に座ったりゲスト側の席に座ったりすることができ、披露宴が開催される実際の雰囲気を感じることができます。初めてのカップルだと気づきにくいのですが、立った状態で披露宴会場を見るだけでは想像がつきにくいです。なぜなら、ゲストは披露宴の多くの時間を座った状態で楽しむからです。フェアでは新郎新婦側の席に座らせてもらえますが、ゲスト側の席は言わないと座らせてもらえません。ほとんどの場合断られることはないので、ウェディングプランナーにお願いしてみましょう!
また、照明や部屋の明るさひとつで披露宴の雰囲気は大きく変わります。ゲストの目線、もっとも末席に座る両親からの見え方、新郎新婦からの見え方を確認するようにしましょう。
テーブル配置
ブライダルフェアを効率よく回るために大切なことという記事でブライダルフェアに参加する前に大まかな招待人数を把握しておきましょうと紹介しました。招待人数を把握しておくことで予算だけでなくテーブル配置なども事前に確認することができます。また披露宴会場によって収容人数が異なるので当日はテーブルがどれだけ設置されるのか、スペースの確認もできます。両親が挨拶で回るテーブルの順番、テーブルごとの着席人数などもしっかりと確認するように!
テーブルコーディネートと装花
プランナーにテーブルコーディネートや装花をお任せするのもありですが、ゲストが座るテーブルコーディネートはこだわりたいポイントです。式場によってはテーブルごとに自由にコーディネートできたりもします。高校時代の部活仲間であれば部活にちなんだモノを置いたり会社の同僚であれば会社にちなんだモノを置いたり、ゲストとの思い出を共有するのもいいかもしれませんね。また、新郎新婦からのオリジナルメッセージをそれぞれのテーブルに設置するといったようなひと手間かけた演出もゲストから喜ばれるポイントだと思います。
司会進行
司会者は会場が契約している会社によって異なってきます。会場側で用意した司会者を必ず使わないといけない場合やふたりの知り合いの中から自由に司会者を決めることができる場合があります。自由度の高い結婚式場であっても司会者は自由ではない可能性もあるので知り合いに司会してもらいたいのなら、必ず聞いておきましょう。
二次会や1.5次会に共通して言えることですが、司会進行次第で披露宴の感動具合は大きく変わってきます。ブライダルフェアで司会進行をしていた人が気に入ったらその人を指名するのもおすすめと言えます。
演出パターン
照明や音響などをチェックしましょう。ブライダルフェアで演出されるのは基本的なパターンであり、老若男女から好まれる演出になっているケースが多いです。基本的なパターンを理解して2人だけのオリジナリティを加えるようにしてみてください
最後に試着会でチェックするべきポイントを確認しましょう!
試着会の6つのチェックポイント
試着会が開催されているか確認する
ウェディングドレス試着会は模擬披露宴や模擬挙式、無料試食会に比べると開催していない式場が多いです。少人数制のブライダルフェアだったら対応してくれるケースが多いです。どうせだったらブライダルフェアで一気に体験できたほうが手間がかからないので良いです。フェアを予約する前に内容確認を忘れずに!
着替えやすい服装で参加する
ブライダルフェアに行くときどんな服装で行けばいいの?という記事でブライダルフェアはプチフォーマルな服装をおすすめしていますが、ウェディングドレスの試着がある時は少し工夫して「脱ぎやすい靴」と「脱ぎやすいワンピース」などがおすすめです。髪型も気をつけておいたほうが良いでしょう。髪をヘアアイロンで巻いたり、ポニーテールなど簡単に結ったりするのは全く問題ありませんが、派手な飾りをつけたりボリュームのあるヘアアレンジで行くと、試着しにくかったりせっかくセットした髪が崩れる可能性があります。
スマホで写真撮影も念入りに
正面の全身、後ろ姿の全身、左右の顔を正面にした全身、バストアップの正面写真をしっかり撮影しておきましょう! その場で自分に合うデザインを見つけることができるのがベストですが、後で気になるウェディングドレスから選定するケースも往々にしてあります。その時のために写真に収めておきましょう。また、仲良しの友人、SNS、両親に送る用の写真も撮っておくとベストです。
サイズも確認しておきましょう
ウェディングドレスは、デザインによってサイズが異なります。もし、試着して気に入ったウェディングドレスがもっとも大きいサイズだった場合、それ以上体重を増やすとせっかく気に入ったドレスを着ることができなくなります。気に入ったドレスが対応しているサイズを事前にチェックしておきましょう!
ウェディングドレスの持ち込み可否を確認
できれば会場経由でレンタルが手軽ですが、ウェディングドレスに強いこだわりがあって試着した中で気に入るのがない場合は、ウェディングドレス専門店でオリジナルドレスを作ることも視野に入れる女性が多いです。ホテルウェディングなどの場合、ドレスの持ち込みに追加費用がかかったり、不可なケースがあります。プランナーに相談しましょう!
和服の試着もできるの?
和装結婚式場で和服の試着会を開催するケースも多いです。ウェディングドレス同様、和服も試着ができます。ただし、着付けなどを行ってくれるワケではありません。白無垢を洋服の上から羽織るケースが多いです。和服を試着する時は、キャミソールなどを下に来ておくと試着した時のイメージ確認が簡単になりますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。ブライダルフェアに参加して全てを一度に確認する時に事前にチェックしておきたいポイントをまとめて紹介しました。本記事で紹介した情報を参考にしてブライダルフェアで理想の結婚式を挙げられる式場を探してください。